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- 股関節の痛み
hipこのような股関節の症状にお悩みではありませんか?
- 立ち上がる時や歩く時に股関節が痛む
- 長時間歩くと股関節が痛む
- 股関節が曲げにくい・曲がらない
- 左右で足の長さが違う
- ボールをけると股関節の前側が痛む
- あぐらを組むと股関節が痛む
など
hip股関節の痛みの原因
股関節は、体の中で最も大きな関節で、体重を支え、立つ、歩く、座るなどの日常生活の動作を行う上でも大切な働きをしています。そのため、過度な運動による使いすぎや、外傷、先天的な疾患、加齢による関節の変形などにより痛みが生じます。股関節の痛みであっても、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など、関節以外の部位の疾患によって起こることがあります。
hip股関節の痛みを引き起こす代表的な疾患
変形性股関節症
股関節への負担が原因となって股関節の軟骨がすり減り、変形することで痛みが生じます。
女性に多く、原因には加齢変化によるものもありますが、多くは先天性股関節脱臼や先天性臼蓋形成不全などの発育性股関節形成不全によるものです。
主な症状
- 立ち上がりや歩き始めに股関節が痛む
- 長時間歩くと股関節周辺に重だるさを感じる
- 股関節を動かせる範囲に制限がある
- あぐらをかくと痛む
- 股関節が曲げにくい・曲がらない
- 左右で足の長さが違う
など
大腿骨頭壊死
病気やケガのために骨に血液が十分に流れなくなると骨の細胞が死に、骨が衰えていきます。このような状態を骨壊死といい、大腿骨(太ももの骨)の上端部で最も多くみられます。大腿骨頭壊死は、股関節骨折や股関節脱臼に続いて発生することがあります。また、糖尿病や腎臓病、アルコール依存症、痛風などによって引き起こされたり、ステロイド剤の高用量、あるいは長期間の使用によっても発生することがあります。
主な症状
- 股関節が痛む
- 股関節の前のほうが痛む
- 臀部から下肢にかけて痛みがある
など
単純性股関節炎
幼児から学童期にかけてよく起こる疾患で、突然に股関節や膝に痛みが起こり、痛くて歩けなくなったり、痛みのために足を引きずって歩くようになったりします。原因ははっきりしませんが、風邪を引いた後に起こることもしばしばあります。股関節を安静に保ち、歩行しなければ、ほとんどの場合1週間から10日間で自然に治ります。
主な症状
- 股関節が痛む
- 膝が痛む
- 痛みのため足を引きずりながら歩く
など
鼠径部痛症候群(グロインペイン症候群)
股関節の前方である鼠径部(そけいぶ)や股関節周辺に明らかな疾患がないにも関わらず、運動時に鼠径部周辺にさまざまな痛みが生じる疾患です。
体幹から股関節周辺の筋力の低下や関節の柔軟性の低下などが原因とされ、片足で立ってボールを蹴るサッカーの動作が疾患の誘引となることから、サッカー選手に多く見られます。一度発症すると慢性化しやすいので注意が必要です。
主な症状
- ボールを蹴ると下腹部から鼠径部にかけて痛む
- 走っているときに股関節に痛みがある
- 歩くだけでも痛みが起こる
など