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osteoporosis骨粗しょう症について
ちょっとしたことでも骨折し、寝たきりの原因にもなる病気です
骨の強さは、骨を構成するカルシウムなどのミネラル成分の詰まり具合、いわゆる「骨密度」で決まります。
骨粗しょう症とは、この骨密度が低下して骨自体がもろくなり、骨折しやすくなる病気ですが、痛みもなく進行するため、骨折して初めて気づくという方も多くいらっしゃいます。
骨粗しょう症になると、ちょっと転んだだけでも骨折してしまい、特に背骨(脊椎の圧迫骨折)や股関節(大腿骨頸部骨折)など、入院や手術が必要になるような大きな骨折になるケースが多いのも特徴です。
その上、もろくなった骨は一度骨折すると元に戻りにくく、骨折がきっかけで自由に歩けなくなったり、介護が必要になったり、場合によっては寝たきりになってしまうこともあるために骨粗しょう症は人生を左右する恐ろしい病気といえます。また、背中や腰が曲がる、身長が縮むなど外見にも影響を与えます。
原因は、加齢や閉経によるホルモンバランスの変化の他、喫煙や運動不足、偏った食習慣といった生活習慣とされています。
痛みもなく進行する病気ですが、予防や治療が可能です。
特に予防は早期の発見、早期の治療開始が有効です。
女性ホルモンの減少とともに骨粗しょう症になりやすい女性は、50歳になったら一度は検査を受けられ、治療を開始されることをお勧めします。