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- 肩の痛み
shoulderこのような肩の症状でお悩みではありませんか?
- 肩こりがひどい
- 肩(腕)が上がらない
- 腕を上げる時に途中まで肩が痛むが、上げきると痛みがない
- 肩・腕を動かさなくてもズキズキと痛む
- 服を脱ぐ時に肩が痛む
- 肩の痛みで腕を背中に回せない
- 肩から背中にかけて痛みがある
- 肩を動かした時に突然、激しい痛みが出るようになった
など
shoulder肩の痛みの原因
肩の痛みといえば、一番に「肩こり」があがると思います。肩こりは筋肉の緊張からくる血液循環の悪化が原因です。姿勢の悪さや運動不足、ストレスで筋肉疲労が起こり、張りや痛みを引き起こします。
また、老化によって肩関節をとりまく組織に炎症が起こって痛みが生じる、四十肩や五十肩も代表的な肩の疾患です。単なる肩こりだからと放置していると症状が悪化することもありますし、心筋梗塞や肺がんといった重篤な病気が隠れていることもあります。
痛みは体からの異常を知らせるサインですから、長く続くようであればぜひ当院までご相談ください。
shoulder肩の痛みを起こす代表的な疾患
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)
肩の関節が痛み、関節の動きが悪くなる病気です。中年以降、40代〜50代の頃によく起こり、四十肩・五十肩という呼び方で知られていますが、正しくは肩関節周囲炎といいます。
原因ははっきりとわかっていませんが、肩の痛みや関節の動きが制限されるなどの症状が現れます。
主な症状
- 肩(腕)が上がらない
- 腕を動かさなくてもズキズキと肩が痛む
- 痛みのため腕を後ろに回せない
- 寝ていても痛みがあり、痛みのある側を下にして横になれない
など
肩腱板断裂
肩腱板断裂とは、肩甲骨と上腕の骨をつなぐ腱が切れてしまう状態のことです。原因としては腱板の老化が上げられ、男性の右肩に多いことから肩の使いすぎが考えられます。中年以降の方に好発し、発症年齢のピークは60代です。明らかな外傷による発症は半数ほどで、日常生活動作の中で腱の断裂が起きています。
断裂の型には、完全断裂と不完全断裂があり、若い年齢では投球障害肩(野球肩)で不完全断裂が起こることがあります。
主な症状
- 動かす際に痛みがあるが、手を上げることはできる
- 手を上げるときに力が入らない
- 夜、肩の痛みでよく眠れない
など
肩峰下インピンジメント症候群
インピンジメントとは「衝突」という意味です。肩関節を動かす際に関節付近で他の骨や筋肉との衝突が生じることで組織の損傷が起こり、痛みが生じます。野球選手の投球障害肩(野球肩)の一種ですが、バレーボールやテニスなどで肩に痛みを生じる場合や、老化現象として中高年の方も発症することがあります。悪化すると肩腱板断裂を起こします。
主な症状
- 腕を上げる際、途中まで痛みがあり、上げきってしまえば痛みがなくなる
- 夜間にずきずきとした痛みが生じる
など
肩石灰性腱炎
肩腱板の表層や腱板の上腕骨付着部に石灰(炭酸アパタイト)が生じる病気で、40代〜50代の女性に多く発症します。特別な理由もなく、突然激痛が走り、腕を動かすことができないのが特徴ですが、原因は不明です。放置していると、肩の可動域制限を起こす拘縮肩につながる恐れがあります。
五十肩や腱板断裂などの他の肩関節疾患と似た症状ですが、レントゲン撮影で石灰が確認できるため、診断が可能です。
主な症状
- 痛みで腕を動かすことができない
- 夜、痛くて眠れない
- 髪を梳く時に痛む
- 洗濯物を干す時に痛む
- エプロンの紐を縛る時に痛む
など