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treatment骨粗しょう症の治療
骨粗しょう症の治療は、「食事」「薬」「運動」の3つです。
軽症の方なら、食事の改善と運動でもよいのですが、中等度以上の方は骨を丈夫にするための治療薬が必要になります。
患者様に合わせた治療薬をご提案
骨粗しょう症と一口に言っても、「骨を壊す働きが強い」タイプの方、「骨をつくる働きが弱い」タイプの方、「骨を作り替えるバランスが悪い」タイプの方がいらっしゃいます。患者様のタイプを血液検査でわかる骨代謝マーカーで調べて、お薬を調整します。
治療薬は種類も多く、毎日服薬するものから、週1回、月1回のもの、注射であれば月1回や半年に1回、年に1回の投与でよいものもあります。患者様の骨の状態や年齢に加え、服薬の頻度や通院頻度など患者様のライフスタイルも考慮した上で、治療薬を提案いたします。
骨粗しょう症の検査
当院では、日本骨粗鬆症学会のガイドラインで推奨されているDEXA(デキサ法)という優れた検査方法で骨密度を測定しています。
このDEXA法では、お腹から腰の範囲に微量なX線を当てることで、骨折しやすい腰の骨(腰椎)や股関節の骨(大腿骨頸部)の正確な骨密度を直接測定できます。
検査は10分程度で終わり、痛みもまったくありません。検査費用には健康保険が適用されます。
その正確なデータを元に治療を行なっていきます。
転倒しにくい身体づくりをリハビリテーションで
骨は運動などで負荷をかけると強くなり、逆に負荷をかけないと弱くなるという性質があるため、丈夫な骨を作るためには運動が欠かせません。
ただし、骨粗しょう症の方は骨がもろくなっているために運動で骨折する危険性もあります。そのため、当院ではリハビリテーションの専門職である理学療法士が患者様のお体の状態に合わせて運動療法を行います。
運動療法によって骨を丈夫にするだけでなく、手や足、体幹の筋肉を鍛え、股関節や膝、足首などの動きを向上させて身体のバランス能力を高め、転倒しにくい身体づくりを目指します。