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【長引く膝痛】「良かれと思ったウォーキング」が逆効果に?慢性化を防ぐ正しい運動の順番

2026.09.29
【長引く膝痛】「良かれと思ったウォーキング」が逆効果に?慢性化を防ぐ正しい運動の順番

いつも当院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

当院には、長引く膝の痛みに悩む患者様が毎日多くご来院されます。その際、問診で「普段、何か運動はされていますか?」とお聞きすると、多くの方がこのように笑顔でお答えになります。

「膝のために、毎日がんばってたくさんウォーキングしています」

「足腰を鍛えたいから、駅や自宅では意識して階段を使うようにしています」

健康への意識が高く、非常に素晴らしい取り組みです。しかし実は、ここに膝痛が慢性化してしまう大きな落とし穴が隠されていることがあります。

なぜ良かれと思った運動で膝が痛むのか

結論からお伝えすると、まだ膝を支える準備ができていない状態で、膝へ体重(負担)が強くかかる運動をしてしまっているからです。

歩くとき、膝には体重の約3〜4倍の重さがかかります。これが階段の上り下りになると、なんと体重の約5〜7倍もの強い衝撃が膝を直撃します。

関節が傷んでいる状態でがんばって歩くと、膝の軟骨や骨に限界以上の負担がかかり、炎症が強くなってしまいます。「運動しているのに、なぜかどんどん痛くなる」という方は、まさにこの悪循環に陥っている可能性が高いのです。

重要なのは、先に「筋力を付ける運動」をすること

痛いからといって運動をせずにじっとしていると、今度は筋肉が落ちてさらに膝が支えられなくなります。ここで最も重要なのは、運動を行う「順番」です。

× 間違い

いきなり体重のかかる運動(ウォーキングや階段など)をする

○ 正解

まずは「筋力を付ける運動」をして、膝を支える壁を作った上で「体重のかかる運動」にステップアップする

膝まわりの筋肉、特に太ももの筋肉がしっかりつけば、それが天然のサポーターとなります。歩いたときの衝撃を筋肉が吸収してくれるようになるため、関節への負担を劇的に減らすことができます。

理学療法士がマンツーマンで指導!当院の安心リハビリ

当院では、リハビリの専門職である理学療法士(PT)による個別指導を行っています。患者様一人ひとりの膝の状態や筋力に合わせ、以下のようなステップで安全な運動メニューをご提案・ご指導しています。

当院リハビリ室での「エアロバイク」

当院のリハビリ室には、膝への負担を最小限に抑えながら太ももの筋肉を効率よく鍛えられる「エアロバイク」を完備しています。理学療法士がサドルの高さや負荷を適切に調整し、関節を痛めない正しいこぎ方を指導します。

プールでの水中運動のアドバイス

水の中は浮力が働くため、膝にかかる負担を劇的に減らすことができます。地域のプールなどで実践できる「正しい水中での運動方法・歩き方」について、理学療法士の視点から具体的なプログラムをお伝えします。

自宅でできる簡単な筋力運動の指導

通院時だけでなく、ご自宅での継続的なケアが非常に大切です。仰向けに寝て片方の足を伸ばしたまま床から10cmほど上げる運動など、座った状態や寝転んでできる「膝に自重がかからない簡単な筋トレ」を、正しいフォームで行えるよう丁寧に指導いたします。

まずは当院で「あなたの膝に合ったメニュー」を見つけましょう

「がんばって歩く時期」なのか、今はまず「体重をかけずに筋肉を育てる時期」なのか。それは、膝の変形の度合いや炎症の状態によって一人ひとり全く異なります。

理学療法士がマンツーマンで指導!当院の安心リハビリ

当院では、医師の診察のもと、理学療法士がマンツーマンで今のあなたの膝の状態に本当に合った、安全な運動リハビリを伴走いたします。

「運動しているのに痛みが引かない」「歩くと翌日に響く」という方は、がんばり方の方向性を少し変えるタイミングかもしれません。大切な膝を長く守るために、ぜひ一度お気軽に当院までご相談ください。

 

きょう整形外科 院長 京 仁寿 Kyo Masatoshi

執筆者

きょう整形外科 院長
京 仁寿 Kyo Masatoshi

学歴

  • 平成21年愛知医科大学卒業

経歴

  • 平成21年愛知医科大学病院 臨床研修医
  • 平成23年京都大学附属病院 整形外科専修医
  • 平成24年岐阜市民病院
  • 平成26年福井赤十字病院 医員
  • 平成30年神鋼記念病院 医長

TEL0791-22-7000

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