執筆者
きょう整形外科 院長
京 仁寿 Kyo Masatoshi
「膝や腰が痛い」「体重が気になっているけれど、どこに相談すればいいかわからない」。そのようなお悩みを抱えている方に向けて、きょう整形外科では肥満外来・メディカルダイエットの診療を行っています。
ガイドラインに沿った適応の確認と副作用の管理を行いながら、食事・運動のサポートとあわせて、医師が責任を持って減量を一緒に目指していきます。食事制限に頼らず、無理なく取り組めることがこのプログラムの大きな特長です。
整形外科の診察とあわせてご相談いただくことも可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。
体重と関節の痛みは、深くつながっています
肥満は、膝関節や股関節、腰への負担を大きく増やします。体重が増えるほど関節にかかる荷重は増し、痛みの原因になることも少なくありません。整形外科では日々、関節の痛みや腰痛を訴える患者さまと向き合っています。
「肥満に起因する関節痛や腰痛は、減量によって改善できる」という考えのもと、当院では整形外科の立場からメディカルダイエットに取り組んでいます。
膝や腰のつらさを感じている方、あるいは体重が気になっている方は、まずお気軽にご相談ください。
肥満症治療薬として承認された、新しい注射薬です。
ウゴービ®(一般名:セマグルチド)は、GLP-1受容体作動薬に分類される肥満症治療薬です。満腹中枢への働きかけによる食欲の抑制、胃の排出調整、代謝の改善などの作用があります。もともと2型糖尿病の治療に使われてきたセマグルチドの高用量版を、肥満および関連する生活習慣病の改善を目的として使用するものです。
複数の大規模臨床試験では、ウゴービ®を使用した患者さまの平均体重が大きく減少することが確認されています。食事療法と運動療法のみの場合と比べて10%以上、場合によっては15〜20%近い体重減少が期待できると報告されています。また、欧米の研究では体重減少に加えて、心血管疾患の発症リスクを下げる効果も報告されており、世界的に注目されている治療薬です。
ウゴービ®の対象は「肥満症」です。
「肥満」と「肥満症」は医学的に異なります。BMI(体格指数)が25kg/m²以上の状態を「肥満」といいますが、「肥満症」はそこに高血圧・脂質異常症・糖尿病・脂肪肝などの健康障害を伴う、またはそのリスクが高い状態を指します。単なる体重過多ではなく、肥満に起因する医学的な問題を抱える病態がウゴービの治療対象となります。
※ 副作用のリスク・治療期間・費用などを十分ご理解いただいたうえで開始します。
次に該当する方は使用できない可能性がありますので、検査の上慎重に判断しています。
体に慣らしながら、少しずつ量を増やしていきます。
ウゴービ®は週1回ご自身で皮下注射(お腹・太もも・腕など)するお薬です。副作用を確認しながら段階的に用量を増やしていきます。増量のタイミングは体調により前後します。
| 1カ月目 | 0.25mg/週1回 | 体を薬に慣らす期間です。副作用の有無を確認します。 |
|---|---|---|
| 2カ月目 | 0.5mg/週1回 | 徐々に食欲抑制の効果が現れてきます。 |
| 3カ月目 | 1.0mg/週1回 | 体重減少や代謝改善を実感される時期です。 |
| 4カ月目 | 1.7mg〜2.4mg/週1回 | 効果と副作用を見ながら、最適な用量に調整します。 |
※表は左右にスクロールして確認することができます。
カウンセリング・採血検査・使用説明
約4週間ごとに受診(効果と副作用の確認)
2〜3カ月ごとの診察で継続可能。必要に応じて血液検査を行います。
体重・代謝の変化は3〜6カ月頃から現れます。継続治療により1年で平均10〜15%程度の体重減少が報告されています。現時点での最大投与期間は68週です。
初めての方は診察料・検査料・お薬代がかかります。
| 初回 診察料 | -円 |
|---|---|
| 初回 検査料 | -円 |
| 2回目以降 診察料 | -円 |
| 2回目以降 検査料 | 実施した場合のみ -円 |
| 1カ月目 0.25mg × 4回分 | 16,500円 |
|---|---|
| 2カ月目 0.5mg × 4回分 | 22,000円 |
| 3カ月目 1.0mg × 4回分 | 33,000円 |
| 4カ月目 1.7mg × 4回分 | 41,800円 |
| 4カ月目 2.4mg × 4回分 | 52,800円 |
※初診当日開始で3,000円OFF
※ 本プログラムは自費診療です。保険診療の対象外となります。
※ 料金は予告なく変更になる場合があります。詳細はお問い合わせください。
体が薬に慣れる過程で起こりやすい症状があります。
多くの副作用は体が薬に慣れるにつれて落ち着いていきます。気になる症状があればお気軽にご相談ください。
最も多い副作用です。食事量を減らしたり脂っこいものを避けたりすると和らぎます。多くは1〜2週間で軽くなります。
満腹中枢への働きにより自然に食べる量が減ります。無理に食べる必要はありませんが、栄養バランスを意識してください。
腸の動きがゆるやかになることで起こります。水分を多めに取ることで改善しやすくなります。
食事量が急に減ることで起こる場合があります。水分・塩分をしっかり取るようにしてください。
注射した部位が赤くなったりかゆみがでたりすることがありますが、数日で自然に治まります。
まれに、強い吐き気や腹痛・背中の痛みが続く場合、低血糖症状(ふらつき・冷や汗)、倦怠感・黄疸などが現れることがあります。このような症状が出た場合は速やかにご連絡ください。医師が状態を確認し、用量の調整や対応を行います。
診療時間
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 9:00〜12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | / |
| 16:00〜18:30 | ● | ● | ● | / | ● | / | / |
休診日: 木曜・土曜午後、日曜・祝日
※新患及び初診受付時間は8時30分〜11時30分、
15時30分〜18時00分となります。
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